第10回
コミュニティマップを作ってみよう
2014.01.27 [内山 悟志]
快適で楽しいエイジレスライフを送るうえで、円滑な人間関係は欠かせない。自分がどのような人々とどのような繋がりを持っているのかを棚卸ししてみると興味深い発見がある。
自分の交友関係を棚卸しする方法としてコミュニティマップを紹介しよう。コミュニティマップとは、自分の交友関係をいくつかの観点から定量化し、グラフにプロットしたものである。
例えば、横軸に交友関係の継続年数、縦軸に接触頻度(直近1年のうちに連絡を取り合ったり、会ったりした回数)、そして円の大きさはコミュニティに所属する人数をプロットしてみる(図1)。ちなみに図1はサンプルとして、これらの軸で作成した筆者の現時点のコミュニティマップである。例えば、図1の「A」コミュニティは、筆者が主宰するビジネス塾の卒業生のコミュニティであり、卒業生は7年間19期にわたって総数で約400名に上り、各期の同窓会や合同イベントなどを通じて年に30回程度の交流がある。一方「I」は、大学の同級生の仲間達であり、筆者にとって最小規模ではあるが最も長く続いているコミュニティといえる。これ以外には、「20歳代の時に働いていた会社のOB」「地域の飲み仲間」「グルメ会のメンバー」「自主映画の制作メンバー」など個人的な友人をいくつかのジャンルに分類してマッピングしている。
コミュニティマップには決まりきった形があるわけではないので、軸を変えてアレンジしてみるのも良い。図2は、横軸を平均年齢(推定含む)に変えてみたものだ。
図2.筆者のコミュニティマップ(その2)
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