松本すみ子の「@シニア」

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第20回
厄年、気にしますか?

厄年。本来なら年末・年始あたりに取り上げる内容かもしれません。しかし、最近、友人と話していて、しみじみと「厄年だったんだね」とつぶやくのを聞いて、今さらながら、厄年の意味とか、自分の厄年を振り返ってみたくなったのでした。皆さんも、ご自身の今までのライフラインの中での厄年を確認してみてはいかがでしょう。

そもそも厄年とは

厄年は数え年を基本とします。数え年の考え方は生まれた時にはすでに1歳。そして、お正月を迎えるたびに1つ年をとります。この方法で数えると、7月生まれの私は翌年の正月には2歳になっていたんですね。生まれて5か月くらいなのに。でも、12月31日に生まれた人なんかは、もっとすごい。まだ2日しか生きていないのに、2歳になってしまうわけです。
ということで、自分は数えでいくつなのかを確認してからでないと、厄年は語れません。今年すでに誕生日を迎えた人は1歳、まだの人は2歳をプラス。それが数え年となります。
さて、厄年とは何か。人生の中で、何かトラブルや変調にあう事が多い年齢のことをいいます。本来は健康を害しやすい年齢、大病を患いやすい年齢のことをいったようですが、今では、家族になにかあったとか、仕事がうまくいかなかったとか、精神的なことや周りの環境・出来事も含めて考えるのが一般的です。精神と肉体は深くかかわっているので、当然ですね。
では、厄年とは何歳? 地方によって多少の違いはあるようですが、男性は25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、37歳というのが定説です。
やっかいなのはこれだけではすまないこと。これらの年齢は「本厄」です。ご丁寧に「本厄」の1つ前の年には「前厄」、次の年には「後厄」というのがあり、3年間は気をつける必要があるといわれています。今年、自分が厄年に当たるかどうか、厄年早見表があるので確認してみてください。

◆平成24年度厄年早見表

前厄本厄後厄
数え25歳の厄平成元年(昭和64年)生昭和63年生昭和62年生
満23歳満24歳満25歳
数え42歳の厄昭和47年生昭和46年生昭和45年生
満40歳満41歳満42歳
数え61歳の厄昭和28年生昭和27年生昭和26年生
満59歳満60歳満61歳
数え19歳の厄平成7年生平成6年生平成5年生
満17歳満18歳満19歳
数え33歳の厄昭和55年生昭和54年生昭和53年生
満31歳満32歳満33歳
数え37歳の厄昭和51年生昭和50年生昭和49年生
満35歳満36歳満37歳

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