スピリッチャル ハワイ

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第5回
安産祈願!!今もハワイの人が安産祈願に大切にしている場所 バースストーン(オアフ島)

オアフ島中央部、H2からワヒアワの町へ行く途中の広大なパイナップル畑の中に、「バースストーン」があります。
そこはかつて王族の出産が行われた場所と伝えられています。いくつか石が点在していて、その中央には、出産しやすい姿勢で座る石があります。
かつての王族の出産は大変な儀式でした。例えば、間違いなく王妃から跡取りとなるその赤ん坊が生まれてくるところを、王やカフナ(聖職者)たちによって見届けられなくてはならなかったからです。
この「バースストーン」にはマナが宿っていて、出産の苦しみを取り除く力があるといわれていました。そのため母親は歯を食いしばって出産をしたそうです。苦痛の声を出せば、石に宿っているマナ(魂)のご利益を受けることができなかったことになるからです。
そして、ここで生まれた赤ん坊は、特別な力を持つといわれました。そのため多くの王族がここで出産することを望んだそうです。あのカメハメハ大王も自分の子どもをぜひこの場所で産ませたかったようです。あいにく王妃の具合が悪くてハワイ島からオアフ島まで旅ができず断念したそうですが・・・。
この「バースストーン」は聖地として、今でもハワイの人々が大切にしている場所です。今では子宝の石としてお参りする人もいるとか。誰でも自由に行くことができますが、聖地で騒いだり、石の上に立ったり、物を置いたりすることのないよう、ハワイの土地と先祖の人たちに敬意を払って見学させてもらいましょうね。

●Ko Ma’i Ho’eu’eu(コー・マイ・ホーエウエウ)/Traditional

王家の血筋を絶やさないことが永久繁栄の一番大事なこと。アリイはマナを多くもった人物であり、子孫を増やすことは即ちマナの継続も意味する。子孫繁栄に直結する生殖行為もこの様な価値観からとても大事なものであり、近親同士の結婚が多いのもこうした理由からである。この曲は王の生殖器を歌った代表的な曲であり、セックスに対するハワイの人々のおおらかさがよく出ている名曲の一つである。

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