小岩井 大輔流 富士山と出会う

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第2回
「富士山と桜」河口湖畔長崎

4月20日 マミヤ645PRO 三脚使用
45ミリ F22+1/2補正 PLフィルター

寒さも和らぎ過ごしやすい気候になり、真新しいランドセルを背負った小学生を見ると心が癒される。

長かった冬も終わり富士山麓にも春の足音が聞こえてきた。動物や植物が活発に活動をはじめる。

4月中旬頃から河口湖畔には桜が咲き誇る。「桜と富士山」の景色は有名だが、撮影となると意外と難しい。春は霞がかかり、富士山がすっきり見える日が少なく、青空に富士山が現れても、桜の開花と合わなければ撮影ができないからだ。出発前に天気予報や桜の開花情報を確認して撮影に挑もう!

時間帯は、午前8時半ごろまでがベスト。斜光線が桜に入り、花びらが白く輝き立体的になる。光が入らないと黒い桜になってしまい、春を演出することができない。縦位置構図にして桜の間に富士山を配置、力強く咲き誇る桜花を表現した。

河口湖畔には産屋ヶ崎や長崎など、ソメイヨシノが咲き誇る場所が多くある。お気に入りの一本を探してもらいたい。車で撮影に行く場合には、駐車場所に注意が必要。

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