第7回
男のフェロモン
2012.05.01 [西澤 史子]
街中に色とりどりの花が咲き乱れ、一年中で一番美しい季節、春になりました。
横浜では桜があっという間に満開になりましたが、その週の週末はお天気に恵まれたため、お花見を楽しむことができました。
余談ですが、なぜ桜は満開になるのかご存じですか?
桜は最初に咲いた花が、最後の花が咲くまで待っているそうです。そして最後のつぼみが咲き、満開になって初めて散り始める。
こんな優しい桜の特性が、日本人の感性に合うのかもしれないですね。
さて、今はゴールデンウィークまっただ中ですが、皆さんはいかがお過ごしですか?
今日は婚活恋愛アドバイザーとして一番得意な分野のお話です(笑)。
テーマは、男の色気。
“色っぽい”というほめ言葉は女性に対して多く使われますが、最近は女性の間で
「あの人、男の色気があるよね」
と評される男性が多くなりました。
では「男の色気」とは、どんな要素から成り立つのでしょうか。
まず一つ目は「余裕感」。
社会的に成功している男性や、自分の仕事や自分自身に程よい自信を持っている男性からは、語らずとも何となくにじみ出る「余裕感」があります。
この余裕感が、女性にとっては包容力や強さと映り、「守られたい」「包み込まれたい」という本能を刺激するのでしょう。
恋人ができたり結婚をしたりすると、なぜかモテるようになったという経験をお持ちの男性は少なくないのでは?これも、この「余裕感」に関係していると思われます。
二つ目は「生命力」。
これも、女性の「個の遺伝子を残したい」という本能的な強い欲求と関係しています。
男性が若い女性を好むのも、自分の遺伝子を残してくれる、つまり出産を期待する本能が強く影響しているという説がありますが、女性も同じように本能的に競争集団の中で生き抜く力をもった生命力あふれる男性を求めています。
つやのある肌、筋肉や骨がしっかりしている体格は、それだけで生命力を感じさせますが、第6回のコラム「魅力的なオトコに見せるコツ」で述べた通り、年齢を重ねても、ファッションやしぐさでその生命力を感じさせる魅力を作ることは可能です。
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