第2回
2012年は目指せ「美熟男」!
2011.12.13 [西澤 史子]
今年も残すところあとわずか。
2011年はなんといっても、「美魔女」「美熟女」ブームでした。一昔前であれば、40代以上の女性は「おばさん」「おばあさん」扱いされていたわけで、いい時代なのか、はたまたいつまでも「女」を卒業できないという苦難の時代なのか、認識は人により違いますが。
けれど、ブームに乗ることは女性の得意分野。おかげできれいな女性が増えたことも、また事実。
ところで、一方の男性はどうなのか?今日は、ここにフォーカスしていきます。
私が婚活アドバイザー兼イベントプロデュースをしている「エクシオ」では、全国47都道府県の88カ所でほぼ毎日お見合いパーティーを開催していますが、40代以上の参加者は年々増加の一途をたどっています。
参加する女性は美しく魅力的な方が多いけれど、同じ年代でくくった時、残念ながら男性はフェロモン度合いが違います。
欧米には齢を重ねてもセクシーな男性がたくさんいるのに、日本はなぜ枯れススキみたいに脂っ気が抜けてしまったり、逆に脂ギッシュなギトギト系になってしまったりするのでしょうか。それは、日本の男性があまりにも見た目やファッションにこだわらないからだと思います。
数年前、「人は見た目が9割」という本がベストセラーになりました。この本のタイトル通り、見た目の印象をわずか2〜3秒でジャッジするのが女性という生き物なんです。そのわずか2〜3秒で一体どこを見ているのか、何をジャッジしてNGまたはOKの判断を下しているのでしょうか。
ここから今回の本題。まず女性とは、「生理的な生き物」ということを理解しましょう。
「イヤッ」
と感じた瞬間、ガラガラッとシャッターを閉めるように、女性はその存在を自分のテリトリーへ絶対に入れません。
つまり男性は、女性が「イヤッ」と感じる地雷ポイントを把握しておくことが大切なのです。
その地雷ポイントを教えます。
まず一つ目は「におい」。
女性は、香りにすごく敏感。日本人はもともと体臭がきつくないので、フレグランスやデオドラントをつけるという習慣が希薄。これが災いしました。
確かに、若草のような香りのするU20(アンダー20=20歳以下の人々)や、汗臭さ、またはあまりにおいのしない20代(人によりますが)はいいとしても、「オヤジ臭」は早い人で30代から漂ってきます。これって、男性はわからないかもしれないけど、女性は半径3mくらいでもかぎつける能力を持っている人が多いので、要注意。
結婚している方は、ご自分の枕と奥さまの枕のにおいをかぎ比べてみて。確実に違うにおいがします。
男性がにおいを発してしまう個所はある程度限定されているので、ここにデオドラントやフレグランスを付けて防止することをお勧めします。
まずは口。そして耳の付け根。頭頂部。腋の下と足の裏。
この匂いデンジャラスゾーンには、何らかの対策を施しましょう。
「男がちゃらちゃら香水なんて・・・」
なんて、絶滅危惧種みたいな考えはこの際きっぱり捨て、においケアをちゃんとしてみましょう。周りの女性の反応が変わります!だって、においや香りって「フェロモン」ですから。
「香水」という映画にもなった小説がありましたが、これには男性を魅了する処女のにおいを追究する調香師が出てきますね。この小説のように、においや香りには、人を惹きつけたり避けさせたりするパワーがありますので、侮るなかれ。
そして、においは時間とともに強くなることを忘るべからず。朝にケアしたからといって、夜までは確実に持ちません。せめて口臭防止スプレーとフレグランスは常時携行し、「ここぞ!」という時は事前にケアしましょう。
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