第14回
“大人子供”なフレーズとコミュニケーション特徴
2014.06.20 [西澤 史子]
最近は見た目も精神年齢も若いと感じる人が増えました。三浦雄一郎さんの様に、年齢に関わらず挑戦を続ける事は素晴らしいですし、カズの様にいつまでも現役でいる為の努力を怠らない事も勇気を与えてくれます。
しかしながら一方で、精神的に未成熟な“大人子供”が増えた事も事実です。
今日は、若いつもりで良かれと思ってやっているコミュニケーションが、イタいと顰蹙をかっている、そんな”大人子供“にならないために、顰蹙を買う”大人子供“なフレーズとコミュニケーションポイントです。
1:「私の場合・・」や「私って・・・」など自分の話が多く、長い
この枕詞でスタートする話は自分ストーリーです。成熟した大人は後進へ道を譲れる人。自分の武勇伝や自慢話だけでなく、考えを押し付ける様な話は控えめにしましょう。相手から「○○さんの話も聞きたいです!」の振りがあってから話す位で丁度良いと憶えておきましょう。
2:「普通は・・・」「当然・・」「常識的に考えて・・・」など主観を基軸にしたコメントが多い
新しい事やモノに対してどんどん保守的になっていく、それが年齢を重ねるということです。これに伴い、自分の価値観や考えはしっかりと根付いているからこそ、このフレーズを使いがち。自分にとっての”普通“は相手にとっての”普通“でないことを憶えておきましょう。大人とは柔軟な考え方が出来る包容力がある人です。
3:「今でしょ?!」や「倍返しだ!」などの流行りのフレーズを多用する
流行の言葉やギャグを使いたい気持ちは十分解ります。私も使いたいですし、実際使ってしまいます。(笑)
けれど、一度受けたからといって多用するのはNGです。周りが引きつりながら仕方なく追従で笑ってないかチェックしてみましょう。
大人は流行りのギャグで笑いを取らずとも相手を自然と笑顔に出来る会話力がある人です。
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