第23回
好印象を与える話し方とは?
2014.11.27 [西澤 史子]
自分の話し方をじっくり見たことがある人は少ないでしょう。
私はテレビショッピングへ出演している為、嫌でも(笑)自分の話している姿を見なくてはならないのですが、何度観ても自分の理想とする姿から果てしなくかけ離れている自分の姿に衝撃を受けます。
しかしながら人に好印象を与える話し方を目指すのであれば、まずは自分の現在の話し方を把握することから始める必要があります。
自分が一人の他者として自分の話し方を見て、聞いた時に“好印象”を抱くようになる為少しづつ調整すると自分の理想とする話し方に近づくことが出来ます。
その際に調整するポイントを説明していきましょう。
(1)話す速度
立て板に水を流す様にさらさらと素早く話すよりは、ゆっくりと噛んで含める様に話す方が好印象を抱きやすいと言われています。特に人前でのスピーチや感情的になるとどんどん話す速度が速まります。この様な状況で話さなくてはならない場合は普段話す速度の1.5倍遅く話す様にしてみて下さい。それ位の感覚で丁度良い筈です。
(2)間と溜め
強調したい単語やフレーズ、キーワードの前に間や溜めをつくるとドラマチックな印象を与えることが出来ます。
「私は(間)あなたが(間)好きです。」よりも
「私はあなたが(間)好きです」
「私は(間)あなたが好きです」
と間を一か所に絞った方が「好き」や「私は」という言葉を強調することができます。
この様に間と溜めを使う事で伝えたい意味や気持ちをしっかり伝えてみると相手へ深い印象を残せるでしょう。
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