いよいよサンサンと太陽が輝く夏のシーズンの到来と同時に夏のお悩みのひとつ“蚊“の問題が出てきましたね。かゆみを我慢するというのはとてもストレスで、夏特有のつらい悩みですよね。

これから、家のなかでもアウトドアでも虫対策が欠かせなくなってきます。そこで夏のマストアイテムが虫除け対策グッズ! 何気なく普段使用している虫除け対策グッズは、どのような成分でできているか、自分自身の身体への影響などについて考えたことはありますか?

実は、何気なく使用している虫除けグッズですが、肌に触れたり、スプレーの香りを呼吸と共に、知らず知らずと体内に取り入れてしまっています。 その成分は、石油から作られた化学成分であり、虫を減らそうと使っていると、自分自身もその化学物質を取り込んでしまっているということになるのです。

虫が死んでしまうということは、考えてみれば、人体にとっても危険というのは当たり前ですよね。とっても怖いことですが、多くの方は気づかず使用しているのも事実なのです。昔から使用されている蚊取り線香も、実は合成成分が使用されているようです。

最近は、天然成分の蚊取り線香や虫除け対策がお店でも出回っているのをよく見かけるようになりました。虫だけではなく、人のからだにとっても大きな害があることがわかってきたのです。やはり、消費者から、皮膚トラブルやアレルギー問題などが起きているのも事実であり、メーカー側はそのようなたくさんの消費者の問題の声に寄り添い、対応できるよう、天然成分を使用した虫除け対策アイテムを販売する傾向になってきています。

古来から、世界各地に植物を活用した、伝統的な虫対策というのがありました。精油は、ただ香りを楽しむだけではなく、虫除け防止や殺菌の目的があるのです。家庭で育ったレモングラス、ティーツリー、ユーカリやゼラニウム、また沖縄では月桃なども虫対策に使っており、土地にある身近な植物を活用した防虫の知恵があったのです。