第26回
神聖なる木の実・ルドラークシャ
2015.09.17 [佐藤舞]
自然の恵みいっぱいに囲まれるバリ島に滞在し、ヨガの生活を送ってきました。現代社会で暮らしていると気づかないうちに、エゴや苦しみにとらわれがちになってしまいます。ヨガを深めることで、心身共に、解放され、自分らしく自由に幸せな生き方が分かるようになり、自分自身にまっすぐな気持ちで生きることが幸せであることに気づかされます。
バリ島でのヨガの生活は、太陽の光、風、水、小鳥のさえずり…ありのままの自然の変化とその自然の恩恵を感じ、私たち人間は、自然に生かされていることを感じられます。ヨガとは”繋がり”を意味し、私たち人間は大いなる大自然と共存し、その繋がりを感じることが大切であります。
素晴らしき自然の恩恵を感じさせてくれたバリ島に滞在し、ガイドしてくださったエネルギッシュと優しさをもつ方が、素敵なブレスレットを身につけていました。それは、ルドラクシャという木の実で作られたものでした。ルドラクシャという木の実がもつ、神聖なるボタニカルパワーに魅了されました。
ルドラクシャとは、インド、ネパール、チベットなど、アジアの国々で特別に神聖なものとして尊重されている菩提樹の実です。このルドラークシャを身につけると、それを見るだけでもカルマ(業)や心が浄化されるとされていて、バリ島やインドでは、神聖なものとみなされています。
ルドラークシャの語源は、ルドラ(Rudra:ルドラ神、シヴァ神の別名)とアクシャ(Aksha:目)のサンスクリット語であり、「シヴァ神の涙」をあらわしています。
ルドラクシャはヒンズーの神話に由来し、"シヴァ神の目"という意味があるそうです。
この神聖なエネルギーを持つ種子については最初に古代のヴェーダで記録されています。
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