今、健康志向が高まると共に、ヘルスコンシャスの方々から注目であるスーパーフード。手軽に豊富な栄養価を摂取できることから、忙しい現代人にも毎日の食生活に取り入れやすいのが人気の秘訣です。

様々なスーパーフードがありますが、皆さんは、“モリンガ”というスーパーフードをご存知ですか?モリンガは、北インドが原産の「ワサビノキ科」に属し、古来から、人々の健康をサポートしてきた植物です。

第14回の「美と健康をサポート! ミラクルスーパーフード・モリンガ」でもご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

別名“奇跡の木”とも呼ばれており、人間に必要なほぼすべての栄養素が凝縮しています。特に、ビタミンやミネラル、アミノ酸、タンパク質などがバランス良く含まれていて、さらに、必須アミノ酸、非アミノ酸、GABA(ギャバ)、β-カロチンからビタミンC、ポリフェノールまで含まれていて、モリンガは高機能性バランス食品であるのが魅力で、これだけにも栄養成分を豊富に含んでいる植物は本当に珍しく、その高い栄養価と効能から「緑のミルク」「生命の木」と呼ばれています。

沖縄では、代代受け継がれてきている生きる知恵として、産後の女性には、モリンガ茶を飲むことを勧められているようです。それは、「緑のミルク」と呼ばれるほど、豊富な栄養価が含まれているので、赤ちゃんが喜ぶ栄養価の高い母乳が育つからとされているからです。こうした、昔からの知恵を、後世にも受け継ぐことは大切なことですね。

モリンガの植物の力を肌身で感じたく、沖縄県今帰仁村のモリンガ農園を営まれている諸喜田農園さんのモリンガ農園を訪問させていただきました。
わずかスタッフ3名で営まれている諸喜田農園さんは、人の健康にお役に立ちたいという想いで、毎日懸命に、沖縄の自然の恵みと愛情いっぱいに、モリンガを育てていらっしゃいました。

品質管理がとても大変なモリンガは、大量生産ではなく、ひとつひとつ手作業で、丁寧に作られているからこそ、そこには、人と自然が生み出す、生命のエネルギーが注がれているのであると思います。そうして、育てられたモリンガだからこそ、エネルギーが満たし、私たちを元気に健康へと導いてくれるのであると思います。