第13回
モノづくりはサンタクロース
2012.12.18 [星野 正紀]
もうすぐクリスマス。皆さんはどうお過ごしでしょうか?大人になっても、子供と変わらずワクワクするのがこの季節。クリスマスは世界中の一大イベントですね。例外の国もあるとは思いますが、私たち日本人にはクリスマスは馴染み深いものです。
クリスマスといえばサンタクロースの存在を忘れてはなりません。子供たちは小さい頃からサンタクロースの存在をすり込まれ、やがて大人になったとき、同じように子供たちへ物語るのです。私は今でも本当にサンタクロースがいると思っています。とくに宗教などの概念から言うのではなく、そう信じたいのです。それにロマンチックだと思いませんか。
「クリスマスイブの夜、サンタクロースは私たちの知らない所からやって来る。その姿を決して見せることなく、トナカイの引くソリに乗り夜空を駆け抜け、世界中の子供たちにプレゼントを配りあるく。」私が子供のときにインプットされたサンタクロースはこんな感じです。サンタクロースは大柄な体格で、その服は真っ赤で所々白の縁取りが施されたもので、赤い帽子をかぶり、顔の大部分が真っ白な髭で覆われ、如何にも優しそうな目元には無数のシワが年輪のように刻まれていて、黒の革ベルトに金属のバックル、大きなブーツも黒の革製、と他では見られないファッション。これが私のサンタクロース像です。実際に見た事がないサンタクロースが頭の中では完成されています。細かい部分では十人十色のサンタクロース像も、全体的にはほぼ統一されたイメージではないでしょうか。また、サンタクロースが担ぐ大きな袋には子供たちへのプレゼントが入っています。サンタクロースには必須のアイテムですよね。
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