内山悟志の骨太エイジレスライフのすすめ

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第4回
今、エイジレスライフ世代にできること

図1.今、日本が直面している課題

エイジレスライフ世代にできること

一方、日本の良さはたくさんある。器用さ、きめ細やかさ、勤勉さ、節約の心、チームワーク(和)、サービス精神、品質、治安の良さ、伝統…。これらを形にして世界に発信していくことができるはずだ。これらは、エイジレスライフ世代の我々が、先達から受け継ぎ、大切に育ててきたものである。

これまで無形の価値は輸出しにくいと考えられていたが、接客の素晴らしさ、モノづくりの巧みさ、道具を作り使い分ける能力、教えることの上手さなど、世界で活躍する日本人や日本企業は、それができることをすでに証明してくれている。我々は、こうした無形の日本の良さを製品、サービス、文化に転換して、世界に発信していかなければならない。

その意味で今、日本の良さ・素晴らしさをもう一度、見つめなす時だと思う。モノやお金だけでない“豊かさ”を誇れる国「日本」を創っていきたい。我々がこの危機を乗り越え、子供達や孫たちに残していけるものは何か、再度考える時ではないだろうか。

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