第24回
ネットショッピングで贈り物
2012.05.01 [内山 悟志]
ネットとギフトの相性
さて、最も重宝している使い方の1つがオンライン・ギフトだ。ギフトについては、何通りかの使い方をしている。まず1つは、お中元・お歳暮などの季節の贈り物でのネット活用だ。毎年お歳暮の時期になるといつも同じ親戚と恩人に、自分でも気に入っているある地方の特選のハムを贈っている。この際も、購入履歴からいつもの商品を簡単に選ぶことができるし、贈り先は登録しているので手間いらずだ。同じ時期に同じ人から同じ商品が届くというのは、工夫がなく心がこもっていないように思われるかもしれないが、毎年、これをおせち料理に使っているとのことで、実は殊の外喜んで頂いているとのことだ。
もう1つの使い方はフラワーギフトだ。常連になっているお店の新装開店や1周年のお祝い、友人の会社設立やオフィス移転の際にアレンジメントを贈ったり、結婚祝いや出産祝いに花電報を贈ったりしている。この場合、価格帯を指定して選ぶことができるのも便利だ。メッセージカードを同梱することができるものもあるので、一言添えて贈ると気持ちも伝わるのではないだろうか。また、最近のネットショッピング・モールでは、性別、贈るシーン、価格帯、自由なキーワードなどを指定して商品を検索できたり、人気の贈り物ランキングなどを参考にしたりできる。こうして考えると、ネットとギフトの相性は極めて良いのではないかと感じる。プレゼントという儀礼的な習慣も、ネットを利用することで贈る方も、受け取る方も気軽な感覚で交流を深められるであろう。親兄弟、親戚、旧友、ご近所など、人と人のつながりを大切にするエイジレスライフに、オンライン・ギフトで彩りを添えてみてはどうだろうか。
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