第36回
ネットでお取り寄せグルメ
2012.11.06 [内山 悟志]
地場の名産も輸入食材も手軽に購入
お取り寄せグルメを提供するWebサイトは、楽天市場などのネットショッピング・モール上に展開されているもののほか、伊勢丹やイオンなどの小売業が運営するもの、テレビや雑誌の通信販売と連動したものなど多様化している(図1)。また、こうした全国規模のネットショッピング・サイトだけでなく、各地で地元の商材を紹介しているサイトや、個別の生産者が直接販売しているサイトなど大小さまざまが存在する。
図1.主なお取り寄せグルメサイト
サイト名 | URL (一部は特設サイト) |
---|---|
楽天市場全国お取り寄せグルメ | http://event.rakuten.co.jp/food/area/ |
ぐるなび食市場 厳選!お取り寄せグルメ | http://shop.gnavi.co.jp/ |
おとりよせネット | http://www.otoriyose.net/ |
伊勢丹 全国おとりよせグルメ | http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/shops/otoriyose/ |
イオンサクワ おいしさまんてん便 | http://saqwa.jp/special/foods/1/ |
お取り寄せグルメ「虎ノ門市場」 | http://www.toranomon-ichiba.com/ |
「おとなの週末」 お取り寄せ倶楽部 | http://www.otoshu.com/ |
特産品情報サイト「たくさんとくさん」 | http://takusan.net/ |
産直通販のカットコット(佐川急便グループ) | http://www.cattoco.jp/ |
このように、日本全国の美味しいものは、いつでもどこにいても手に入れられる時代となっている。さらに、海外の食材を取り扱っているサイトも数多く、世界中の食材を簡単に入手できることも嬉しい。筆者は、イタリア料理を作る際に小規模ながら信頼できる輸入食材サイト(※)を利用している。例えば、イタリアのサルデーニャ地方の食材は、日本ではまだ取り扱う実店舗が少ないため、ボッタルガ(カラスミ)やダッテリーニ(ナツメ型のミニトマト)などはこうしたサイトから購入している。このようなこだわりの食材を取り扱う優良な小規模サイトを見つけるのは大変だが、ネット上の口コミや、その分野に詳しい友人などの意見を参考にして、自分のお気に入りにしていくのも楽しみの1つだ。ネットのお取り寄せによって、世界中の産地が自宅の冷蔵庫の中にある生活をおくることができる。
※輸入食材サイト「イタリアの本当に美味しい食材屋」 http://italia.ocnk.net/
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