第33回
年末年始を海外で過ごす(前編)
2015.01.20 [内山 悟志]
2015年の幕開けを海外で迎えてみようと思い、年末の29日にタイのパタヤビーチに向けて旅立った。今回は、海外で過ごした年末年始をレポートする。
2014年から2015年の年末年始は12月29日を休みにすれば9連休と昨年と続いて長い連休が取りやすい日並びとなった。JTBが2014年12月に発表した旅行動向の見通しによると、1泊以上の旅行に出かける人の数は、比較可能な1996年以降、過去2番目に多い3,045万人に達し、そのうち海外旅行に出かける人は約68万人になるとのことであった。
行き先としては、台湾やハワイが底堅い人気を見せ、このところ人気が上昇中のベトナムやシンガポールも引き続き好調とのことだ。
さて、筆者も12月29日に休みを取り9連休として年末年始の国外脱出を企てた。行先の候補としてはやはりハワイ、グアム、セブ島など暖かい地域が上がったが、そのなかで行ったことがないタイのパタヤビーチを選んだ。パタヤの年越しカウントダウンはタイでも最大といわれ、大晦日には2万発の花火が打ち上げられるというので、これを1つの目玉に旅行を企画した。
12月27日(土)から休みに突入したが、27日と28日は家で大掃除を済ませ、29日の朝成田空港を出発した。タイの国際空港として以前はバンコクの北に位置するドンムアン空港が利用されていたが、2006年に現在のスワンナプーム国際空港が開港した。スワンナプーム国際空港はバンコクの東に位置するため、バンコクの東南に位置するパタヤに行くには近くなったことになる。成田空港からスワンナプーム空港までは、往きが約7時間、帰りが約6時間のフライトとなる。また、空港からパタヤまでは車で1時間強の道のりだ。午前11時のフライトで、時差が2時間あるのでホテルに到着したのは夕方の6時くらいとなった。
パタヤの乗合タクシー「ソンテウ」
到着した日は、繁華街のレストランで夕食を食べることにした。パタヤ市街地の移動にはソンテウを利用するのが便利だ。ソンテウは、小型トラックの荷台を改造して旅客用とした乗合タクシーである。長距離の場合の料金は運転手との交渉次第だが、パタヤの繁華街の中の移動であれば1人20バーツ(80円程度)で、好きなところで手をあげて拾い、好きなところで下ろしてくれる。
パタヤはアジア有数のビーチリゾートの1つであり、海岸沿いには数えきれないくらいのたくさんのホテルがある。
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