第35回
はとバスで東京観光を楽しむ
2015.02.17 [内山 悟志]
隅田川下りの遊覧船
次は、浅草の吾妻橋のたもとにある乗船場から日の出桟橋まで水上バスによる隅田川下りとなった。水上バスによる隅田川下りは、日中1時間に2本程度運行しており、これだけを利用する場合は浅草・日の出桟橋間で780円の料金となるが、今回はバスツアー料金に含まれていた。浅草から日の出桟橋までは、蔵前橋、清洲橋、勝鬨橋など色や形の個性的な12本の橋がかかっている。途中、築地市場、浜離宮など川辺の景色などを眺めながら、約40分の船旅を楽しむ。また、通常は電車で通っている総武本線や京葉線の鉄橋や、車で通りすぎる首都高速道路(7号、9号線)などをくぐるのは、いつもと違う景色を見ることができて楽しい。日常の中の非日常を感じることができる。
日の出桟橋から見たレインボーブリッジ
さて、日の出桟橋に到着したのは17:00くらいとなったが、日の短い季節なのでその頃にはすっかり薄暗くなっていた。日の出桟橋からは、夕暮れに染まる東京湾にかかるレインボーブリッジ越しにお台場のビル群を眺めることができ、とても幻想的な景色であった。
日の出桟橋から再びはとバスに乗り、銀座や日本橋など見慣れた街並みをバスの車窓から眺めながら17:30に出発地と同じ東京駅丸の内南口に戻った。バスの車窓は、自家用車やタクシーよりも車高が高いため見晴らしが良い。同じ景色でも目線が異なると、違った見え方をするのも新鮮だ。バスガイドさんの説明もちょっとした雑学のネタになる。今回は3時間半程度の短いツアーであったが、次回はたっぷり一日コースを満喫してみたいと思った。
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