サイトリニューアル後初めてのコラムで宣伝というのもどうかと思ったが、9月25日にフロム・ナウ主催、第2回大人のプレミアムゲーム交流会「アルセーヌ・ルパンからの招待状 in Autumn」が開催されるとのことなので、7月31日の第1回に参加者の一人として出席した立場から、その楽しさを紹介したい。

第1回「アルセーヌ・ルパンからの招待状」は、男女混成の5名程度のチームに分かれ本物か偽物かを見極めるゲームだ。出題された問題は、葡萄、着物、キャビア、仏像、シャンパン、尺八と多様な分野から選ばれた難問だった。例えば、キャビアは20gで1万円以上する本物の高級キャビアと千円以下のランプフィッシュキャビア、着物と帯は35万円の工業製品と350万円の手織り着物・龍村平蔵 工房製作の帯セットといった具合だ。食べ物や飲み物は、実際にチームの全員が少しずつ食べたり飲んだりする、骨董品などはチームの代表が間近で見たり触ったりして見極める。大人の集まりなので、チームのメンバーの誰かしらがその分野の知識を持っていたり、イニシアチブを取るなどして自然に会話が発生し、正解を目指して知らず知らずのうちにチームワークが芽生える。これぞ、大人の社交性と知的好奇心をくすぐる演出といえる。
シャンパンの問題では、当サイトで「今さら聞けないワインの話」を担当する匠の蓮實真知さんが登場し、場を盛り上げた。