内山悟志の悠々快適エイジレスライフ

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第4回
見た目の若さを保つには

「若さ」には「肉体的な若さ」「見た目の若さ」「精神的な若さ」の3つの要素があり、前回は「肉体的な若さ」を取り上げたが、今回は「見た目の若さ」について考えてみたい。

見た目の若さはどのような要素で構成されているのだろうか。老若を問わず見た目を左右する要素は、大きく容姿とファッションに分けられるが、さらに細分化していくと非常に多岐にわたる(図1)。また、性別や年齢層によってこれらの構成要素の重みづけが異なる。
女性で「見た目の若さ」について関心のある読者は、本サイトの新井裕子先生が執筆している「貴女をいつまでも輝かせるBLOG」が参考になるだろう。

図1.見た目の若さの構成要素



年齢が若いうちは、ファッションに加えて、容姿の中でも特にスタイルに関心が高く、肌の張り・つやや振る舞いなどはあまり気にしない傾向にあるのではないだろうか。個人差はあるが、ある程度の年齢を過ぎると、容姿の中には体型や肌の張り・つやなどどうしても若さを保つことが難しい要素も出てくる。
容姿の中で髪、肌、スタイルなどはいわばハード面だが、姿勢や歩き方といったソフト面は意識によって若さを保つことができる。特に遠目に見た時には、多くの人が姿勢や歩き方で年齢を見分けているのではないだろうか。医師や健康アドバイザーなどの多くが、若さと健康を保つうえで姿勢と歩き方が重要だと述べており、立ったり歩いたりする際にお腹を引っ込めて背筋を伸ばすことを推奨している。

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