第16回
楽して豪華、おススメなクルーズの旅
2012.07.10 [松本 すみ子]
欧米流おもてなしは優雅な気分の演出
大事なのは、とにかく乗客が優雅な気分になれるようなサービスが徹底していることです。ルームサービスは部屋ごとに担当が決まっていて、まず自己紹介の顔見世に来て、以後、会う度にニコニコと挨拶をしてくれます。日本のおもてなしとはちょっと違ったフランクな印象です。
レストランも同じです。私たちが指定されたレストランは6人掛けの丸テーブル。私たちのほかに、ご夫婦が二組。毎晩、この方々と食事を共にすることになりました。そのテーブルを担当するウエイター、サブウエイターも決まっていて、こちらの好みをつかんでサービスをしてくれます。もちろん、同じテーブルのご夫婦とは、これもご縁と住所や電話番号の交換をし、写真を撮り合いました。毎日顔を合わせていると、まさに同じ釜の飯を食った仲間という感じがしてくるから不思議です。
ディナーはこのレストランで
旅の間、ディナーは6回ありましたが、そのうち2回はフォーマルディナーでした。船では毎日各部屋に新聞が配られます。その新聞には、今日開催のイベントやアクティビティ、そして夕食のドレスコードなどが書いてあります。フォーマル指定日以外はカジュアルな服装で問題ありません。フォーマルの日も女性はワンピース程度、男性はネクタイとスーツが一般的でした。もちろん、ドレスとタキシードも大歓迎だそうです。
乗客は日本人ばかりではないので、船内は英語と日本語の2か国語での案内。日本人は熟年の夫婦が圧倒的。逆に、外国人は若いカップルが多かったように思います。
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