松本すみ子の「@シニア」

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第16回
楽して豪華、おススメなクルーズの旅

決して高くないクルーズの旅

では、料金は? 船の場合は、部屋のタイプによって料金が違います。大まかにいえば、内側(窓のない部屋)、海側窓付き、海側バルコニー付き、スイート(船によって様々なタイプあり)に分かれます。私が申し込んだのは海側窓付きのツイン。広さは14.8平米、シャワー・トイレ付です。クローゼットも広く、収納場所がいろいろあるのは、やはり長旅を想定してのことでしょう。 このタイプで、部屋代、全食事代、基本的な船の施設利用料、寄港税、諸税、基本的な船内チップなど全ての諸経費を含めて12万円台でした。一番安い内側の部屋は8万円ちょとで済むようです。1日1万円の豪華海外旅行は、そうそうありませんよね。
もちろん、船の種類、期間、航海時期などによって料金は異なります。ただ、必ずしも船や部屋の大きさには関係ないとか。クルーズを何度も楽しんでいるご夫婦の話では、日本船の飛鳥はレジェンド・オブ・ザ・シーよりもずっと小さいけれど、3倍はすると教えてくれました。

屋外のプール

船の旅は時間を拘束されることがほとんどありません。1日プールサイドや部屋で寝ていたっていいし、決まったテーブルのディナーに行かなくても問題ありません。お腹がすいたら、夜中でも食事ができ、プールで泳ぐことができます。ルームサービスも可能。実はクルーズの旅は、普段仕事で忙しい人が自分を取り戻す一人旅にこそいいのかもしれません。
今回は横浜発着だったので、ちょっとそこに行ってきた感じで、まったく疲れませんでした。また、海外旅行特有の荷造りがありませんでした。寝ている間に移動していて、朝には目的地に着いています。とても楽です。このクルーズをきっかけに、日本発着のクルーズもたくさんあることを知りました。私はまた行きたいと思っています。

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