今だからこそ考えよう~自分に合った食事と運動のいい関係

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第36回
人工甘味料は砂糖よりも太りやすい!?

ダイエット中に間食をするときは、できるだけカロリーの低い物を選びますよね。
そんなときは、特に人工甘味料(アスパルテームやスクラロースなど)を使ったカロリーゼロの飲み物やスイーツはつい試してみたくなるものです。

この人工甘味料については、近年様々な研究が行われており、ダイエット効果についても研究が進んでいます。その中で、人工甘味料は身体に害を及ぼすだけでなく、逆に太ったり太りやすい体質になったりするという発表があるのです。
ゼロカロリー飲料を飲む人と全く飲まない人を比べると、前者はウエストサイズの増加率が70%以上も上回り、1日に2本以上飲む人に至ってはウエストの増加率が5倍以上になったという研究発表があるほどです。
さらにラットを用いた研究では、人工甘味料を加えたヨーグルトを2週間与え続けたラットと、普通のヨーグルトを2週間与え続けたラットを比較したところ、前者の方が太り、さらに人工甘味料を与えなくなった後も体重が増え続けたという結果が出たそうです。

これらの理由について意見は様々ですが、すい臓は砂糖だけでなく人工甘味料にも同じように反応し、大量のインスリンを出すため、余分な脂肪が蓄積され、太るのではないかというのが意見があります。また、人工甘味料を摂取することで消費されるエネルギー量が減少し、体液貯留が起こることも太る一因として考えられているようです。
ただ、逆に人工甘味料を適切に使えば、ダイエット効果は出ると言う専門家もいるようで、一概に人工甘味料が体に悪いとは言い切れないのが現状のようです。

とはいえ、私の個人的な意見になりますが、人工的に作られた物は自然の状態ではないわけですから、人工甘味料は身体に何らかの害を及ぼすリスクは高いように思います。

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