第14回
体も胃も温まる「蕪」まるごとそぼろあんかけ
2015.11.24 [三輪 桃加]
■「蕪」まるごとそぼろあんかけ
蕪の葉は捨ててしまいがちですが、葉も一緒にお料理に使えるレシピをご紹介します。蕪の根は煮込むと甘く柔らかくなるので、優しい味わいで、野菜嫌いの方でも、年齢を問わず親しまれるレシピです。
[材料](4人分)
● | 蕪(中) | 4個 |
● | 蕪の葉 | 2株分 |
● | 鶏または豚のひき肉 | 150g |
● | 生姜 | 10g |
● | お出汁 | 400cc |
[調味料] | ||
● | 酒 | 大さじ2 |
● | 淡口醤油 | 大さじ1 |
● | てんさい糖 | 大さじ1 |
● | 塩 | ひとつまみ |
[作り方]
- 蕪は付け根から根と葉を別にし、根の方は皮をむき、葉がついていた付け根の部分に、深めの十文字の切り込みを入れて、お出汁や調味料がしみ込みやすくしておく。蕪の葉は、5cm程度の長さに切りそろえておく。生姜はすりおろしておく。
- 蕪の根は切込みが下になるようにお鍋に並べ、冷たいままのお出汁を注いで、中火で沸騰するまで煮込む。沸騰したら火を弱火にし、[調味料]の材料全てと、ひき肉をほぐしながら入れ、お肉の色が変わるまで静かに煮込む。
- お肉の色が変わったら、中火に戻し、蕪の葉を入れて蓋をし、2~3分、蒸し煮にする。(沸騰しないよう、火加減を調整してください)
- 蕪の葉に火が通ったら、水溶き片栗粉をまわしかけ、全体にトロミがついたら、出来上がりです。
※煮込んでいる途中で、時々、蕪の下にしている面が、なべ底にはりついていないか、確認してください。
※蕪の大きさによって、火の通りが悪い時があります。その場合は、蕪だけ、500Wの電子レンジで、1分ほど温めてください。
※蕪は煮込みすぎると、煮崩れしてくるので、火加減には気を付けてください。
11月も後半に入ってくると、一足先に、忘年会という方も多くなるでしょう。暴飲暴食で胃腸が荒れないように、旬の蕪で胃も体もケアしておきましょう。
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