旬の野菜と歴史 毎日の食事に取り入れる簡単野菜レシピ

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第34回
香り高い「春菊」の煮浸し

香り高い「春菊」の煮浸し

日本料理独特のお総菜では、予め素材を下茹ですると、お出汁効果が高まり、素材の味を活かしながら上品な味わいになります。春菊の煮浸しも例外ではありません。煮浸しなどのシンプルなお総菜こそ、ちょっとした手間をかけて堪能しましょう。

【材料】(2~3人分)
春菊 1輪
油揚げ 1枚
しめじ 1/2パック(100g)
[煮汁]
お出汁 200cc
淡口醤油 大さじ1
砂糖(ラカント/てんさい糖) 大さじ1
みりん 大さじ1
大さじ1
小さじ1/4
【作り方】
  1. 春菊としめじは、予め茹でて、水気をよく切っておく。油揚げは熱湯をかけて油抜きしておく。
  2. 春菊は2cmの長さに切り揃え、油揚げも、大きさを合わせて薄切りにしておく。
  3. 鍋に[煮汁]の材料を入れ、沸騰するまで強火にして調味料のアルコール分を飛ばしておく。2を入れたら中火にし、一煮立ちさせたら火を止める。その後1時間ほど置いて、味をしみこませたら、出来上がり。
    ※春菊、しめじ、油揚げの水気は両手を使って、絞り出しましょう。絞り方が中途半端だと、出来上がりが水っぽくなります。

下準備と言っても、とても簡単なひと手間で、調理全体も短時間で済みます。それでいて、ご自宅で本格派の煮浸しがいただけるので、ぜひお試しください。

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