第6回
海外出張中の突然死を、一万円の出費でまぬがれたFさんの場合
2012.07.24 [「病気・病院・医者」]
動脈硬化のスクリーニングによって冠動脈の重篤な病変を苦痛なく見つけてもらい、突然死を回避できたFさんは大感激。
以降は、「役員に就任する際には、必ず心臓の血管のスクリーニングを受けること」を会社のルールにしてしまったという。
「糖尿病を患っていなくても、血管の病気で亡くなる人は多いですよね。
それをたった1万円の出費で防げるなら、安いもんです。
優秀な人材は金では買えません。
役員としてこれから頑張ってもらおうというときに、死なれたら大変ですから」
牧田善二 (まきた ぜんじ)
AGE牧田クリニック院長/糖尿病専門医
1979年 北海道大学医学部卒業。米国ロックフェラー大学研究員、米国ピコワー医学研究所主任研究員、北海道大学医学部講師、久留米大学医学部内分泌代謝内科教授等を経て、2003年 エー・ジー・イーAGE内科クリニック 開設。2008年 クリニックを移転 AGE牧田クリニックと医療機関名変更、現在に至る。「糖尿病専門医にまかせなさい」(文藝春秋社)、「糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい」(講談社プラスアルファ新書)などの著書がある。
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