人生を謳歌する糖尿病生活のススメ

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第8回
糖尿病父さんの、食べるのが大好きなポッチャリ息子・A君の場合

成長期にある子どものダイエットは、必要な栄養が不足しないよう注意が必要だ。
Kさん夫妻は、野菜料理を増やしたり、かみごたえのあるおかずを増やしたりして工夫したが、「何より清涼飲料水をやめさせたことがよかったかも」と振り返る。

「お陰様でAは、糖尿病にならずに済んだだけでなく、スリムになったからか、体を動かすのが好きになり、最近はサッカーを始めました。
楽しそうにしているあの子を見ると、危険ですよと指摘してもらって本当に良かったと感謝しています。
わが家の糖尿病は、私一人だけでいいですから」

牧田善二 (まきた ぜんじ)
AGE牧田クリニック院長/糖尿病専門医

1979年 北海道大学医学部卒業。米国ロックフェラー大学研究員、米国ピコワー医学研究所主任研究員、北海道大学医学部講師、久留米大学医学部内分泌代謝内科教授等を経て、2003年 エー・ジー・イーAGE内科クリニック 開設。2008年 クリニックを移転 AGE牧田クリニックと医療機関名変更、現在に至る。「糖尿病専門医にまかせなさい」(文藝春秋社)、「糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい」(講談社プラスアルファ新書)などの著書がある。

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