第4回
鎌倉ぼたん愛で詣で
2016.02.18 [ema]
鶴岡八幡宮
OLYMPUS PEN E-P3 Schneider-Kreuznach Arriflex Cine-Xenon 25mm F1.4 ISO200 1/3200
早いものでもう2月。
今回は、遅めの初詣に出向いた鎌倉の鶴岡八幡宮にある「外苑ぼたん庭園」をご紹介していきたいと思います。
参拝には度々訪れてはいたものの、庭園については入ることなく存在だけは知っている程度だったのですが、今回は見頃との表示に誘われて、ふらっと立ち寄ってみました。
牡丹だけの庭園とは、どんな感じなんだろう?と、思いつつ進んでいくと。。。
「湖石の庭」
OLYMPUS PEN E-P3 Schneider-Kreuznach Arriflex Cine-Xenon 25mm F1.4 ISO200 1/500
霜よけを囲った見事な牡丹に出迎えられました!
頭巾をかぶっているようで、なんだか可愛らしいフォルムです。
写真の「湖石の庭」は、昭和59年に宗之光・李清中国駐日大使から日本と中国の友好を願い寄贈された太湖石を使って中国蘇州市の技術者により造成されたもの。
この「太湖石」とは、中国江蘇省にある湖「太湖」の底から掘り出した天然の名石で、現在中国では天然記念物として保護され、国外への持ち出しは禁止されているそうです。
牡丹の見頃は冬と春にあるそうなのですが、囲いをした風情は、お正月~2月が見頃となる冬の「正月ぼたん」ならでは。
この庭園は、旗上弁才天社を臨みながら源平池をぐるっと半周するように続く回遊式庭園となっています。
牡丹の花道を歩きつつ、池の眺めを楽しむひととき。
OLYMPUS PEN E-P3 Schneider-Kreuznach Arriflex Cine-Xenon 25mm F1.4 ISO200 1/320
OLYMPUS PEN E-P3 Schneider-Kreuznach Arriflex Cine-Xenon 25mm F1.4 ISO200 1/1250
大輪の牡丹の迫力と繊細さ、そのどちらもが共存する魅力をカメラに収めようと、ぐっと迫ってみました。
囲いからこぼれる光がキラキラと写り込んで、牡丹を彩るように演出しています。
ずっと撮っていたい衝動にかられますが、この時期は16時頃にもなると太陽の方が待っていてくれません。
閉園時間も迫る中、かけあしで、でもしっかりと目に焼き付けつつ色とりどりの牡丹を堪能させていただきました。
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