庭園を堪能した後は、自然の雑木林を思わせる緑深い「母と子の森」へ。
整備された庭園とは違い、多種多様な植物がそこここに枝葉を伸ばし、ふかふかの土を覆うように鮮やかな黄緑色の新芽が顔を出しています。

ここで講師である田中造景氏から目を閉じ視覚以外の感覚で森を感じるワークがありました。

湿度を含みひんやりとした心地よい空気に包まれ、懸命に目を閉じ何が聞こえるか耳を澄ませてみると。。。

風や葉のざわめき、
いきものたちの声、
自らの呼吸の音・・・

立ち止まって意識を広げてみることでいつもの日常に埋もれてしまいがちな、小さいけれど大切なことを再認識することができます。

開始からあっという間に2時間半が経ち、この日は広場でのお開きとなりました。
そのまま園に残り、散策やお花見をする参加者もいらしたのではないでしょうか?
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回は紅葉の季節に開催予定です。
講師の田中造景氏からは、里山の再生について「里山が何故必要か、畑も里山も森林も、全てが僕らの大切な庭園であり、僕らの心と共に管理していくためのお話…」をお聞かせいただきます。
どうぞお楽しみに!