ご紹介するパッケージ旅行の工夫の1つは、レオナルド・ダ・ビンチの傑作「最後の晩餐」の鑑賞(ミラノ)の確約です。「最後の晩餐」鑑賞は、15分おきの入場で、1回25名限定となっており、予約が必要です。さらに、予約開始時期は3～5カ月前と不定期のため、通常のパッケージ旅行では事前に鑑賞確約をするのは難しいことで有名ですが、なんとこのパッケージ旅行では事前の確約をしています。

他にも、通常の観光では訪れないドゥオモの屋上展望台へ行き、ミラノの街並みを見学したり、サンマルコ寺院(ベネチア)では、2階から壮麗なモザイク画を通常のパッケージ旅行よりも間近で鑑賞するという工夫がなされています。また、イタリアの歴史や宗教を理解するには、大都市だけを巡るパッケージ旅行では難しいと言われています。このことから、ロミオとジュリエットの街ベローナ、中世の面影を色濃く残すシエナやアッシジなど、通常では素通りしてしまう世界遺産の独特な街にも立ち寄ります。ホテルは、デラックスクラス(ベネチアではダニエリという国賓級のホテル)、飛行機は、全区間ビジネスクラス利用となっています。このように色々付けたら高くなるものですが、相場的にもかなり価格を抑えた658,000円～ということも、このツアーの魅力の1つです。

「旅行代金のわりに内容が充実」 こんな観点からパッケージ旅行を選んでみるのも素敵な時間をお過ごしいただけるポイントかもしれません。

記事でご紹介したツアー