第3回
海に広がる美しき世界自然遺産、小笠原
2011.07.26 [旅の達人集団]
ただし、小笠原への交通手段は船に限られます。空港が無いため通常は東京の竹芝桟橋から定期船の『おがさわら丸』で行く他はありません。便も限られ6日に一便程度で25時間30分かけての航海となります。飛行機の旅であれば約18000キロ離れた地球の裏側のブラジルまで行くことのできる時間です。2050年には約9700キロ離れたフランスのパリまで超音速旅客機で約2時間30分の旅が可能になるといわれています。
このような時代に時間を贅沢に使い、日常では味わえない非日常空間をゆったり過ごせる旅のかたちがあります。それが今注目を集めいている『クルーズ』の旅に他なりません。
このたびJTBでは人気のクルーズ船『ぱしふぃっくびいなす』をチャーターすることになりました。時期はザトウクジラが出産、子育てのため回遊するホエールウォッチングのベストシーズンである2012年3月28日~4月2日までの6日間です。通常の定期便である『おがさわら丸』と異なり(総トン数6700トン⇒26594トン、全長131メートル⇒183メートル、全幅17メートル⇒25メートル)スケールも大きく船酔いが心配のお客様にはまずお勧めです。また定期便には無い充実した施設(大浴場、図書室、茶室、ピアノサロン、ダンスフロア、プール、ジャグジー、映画館・・・・)の数々は豪華客船と言っても過言ではありません。また豪華な船内施設だけでなく、世界遺産小笠原の自然に関する講演会や満天の星空観測、夕食後のエンターテイメントショー、ダンス教室やカルチャー教室など様々な船内イベントもクルーズの魅力です。クルーズの旅はまさに退屈知らずで何通りもの過ごし方もありますが、逆にのんびりと何もしない自由もあります。キャビン(船室)は全室海側で美しく広大な太平洋の眺望を満喫できます。また食事もバラエティーに富み、こだわりの食事を楽しむことができます。まさにクルーズ船に乗船すること自体が旅の目的にもなっています。
ぜひ皆様にはこの貴重な機会を利用して、世界遺産・小笠原とクルーズの旅の素晴らしさを満喫していただきたいと思っています。
今回のJTBチャータークルーズのおすすめポイントは・・・・
●充実した船内イベント
1、横浜港出港後のセイルアウェイパーティー
2、『小笠原の自然』についての講演
3、船上デッキより見上げる星空観測
●小笠原寄港地イベント
1、父島の砂浜から子ガメを放流
2、小笠原出港時に小型船併走のお見送り
●豊富なオプショナルツアー
1、ホエールウォッチングと南島海域公園遊覧
2、小笠原固有植物観察ツアー
3、三日月山展望観光と二見湾遊覧
4、カヤック、シュノーケル、ダイビング体験
内容盛り沢山のツアー詳細は下記URLのデジタルパンフレットをご覧下さい。
『JTBチャータークルーズ ぱしふぃっくびいなすで航く世界遺産・小笠原6日間』
http://d-stand.jtb.co.jp/fdata/book21400/index.html
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