荒野のエッセイスト(映画編)

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第19回
無茶を承知で楽しむ「テルマエ・ロマエ」

主人公が脱衣所のカゴ、フルーツ牛乳、水道の蛇口、
シャワー、泡風呂などにいちいち深刻な顔で驚く姿が笑いを誘う。
阿部寛、真剣な顔がよく似合う。
国境と時代を越えた究極のカルチャーショック。
新鮮な驚きとすっとんきょうな笑い。
無理な展開もあるがそれを承知でたっぷり楽しむ。
僕はこんな映画を待っていた。
ヤマザキマリの原作漫画も評判だが、
それをしたたかに映画化した
スタッフ・キャストに敬意を捧げます。

日本のお風呂ってスゴいかも……。

「テルマエ・ロマエ」

ラテン語でローマ風呂のこと。
4月28日(土)より、東宝系で公開。 ☆☆☆☆

(は1~5、3つが平均)

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