荒野のエッセイスト(映画編)

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第20回
これぞアメリカン暴走ヒロイン

リース・ウィザースプーンの「キューティ・ブロンド」とも共通する。
それがどんなスットコドッコイなものであれ、
自分の欲望にはまっすぐに突き進む。

空気は読めない。
キレイゴトは言わない。
典型的なアメリカン暴走ヒロイン!
映画を見ている僕が、
おそらく多くの観客が、
この女教師が気になって仕方がないはず。
可愛いとすら感じてしまう!
チマチマとした日々の生活を忘れ、胸がスカッとする!
これは数少ない上出来なコメディーの一つ。

キャメロン・ディアスのとんでもない魅力に溺れてしまう。
ライバルの女教師に扮するルーシー・パンチがまたいい。
適度に可愛くてセクシーで
それでいて大バカで……。
ハリウッドにはこんな人材がウヨウヨしているんだなあ。
前回紹介した「テルマエ・ロマ」もがんばっていたが、
バカ方面ではアメリカ映画は一日の長がある。
その牙城はゆるぎない。

バッド・ティーチャー

キャッチ・コピー
とびきりキュートな小悪魔教師の人生をかけた玉の輿大作戦の行方は!?
5月19日(土)より
渋谷HUMAXシネマほか全国ロードショー
☆☆☆☆

(は1~5、3つが平均)

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