荒野のエッセイスト(映画編)

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第2回
「アメイジング・グレース」
ポップスの背骨が浮かび上がる

この映画に「アメイジング・グレイス」が流れるのは3回。
主人公が酒場で歌うシーン、その仲間が歌うシーン、そして当然のようにエンディングにも登場する。
僕はてっきり実力派の黒人シンガーが登場して、朗々と美声をとどろかせるものと信じていたが、何としめくくりはスコットランドの民族楽器・バグパイプの演奏!
バックは大編成の吹奏楽団。
一瞬、あららと思ったが、これはこれでなかなかオツなものだ。
エルヴィスやビートルズに通じる現代のポップスの背骨がくっきりと浮かび上がる。

「アメイジング・グレイス」3月5日(土)、銀座テアトルで公開
(現在、銀座テアトルでの上映は終了し、シネマート六本木などで上映中)

ひたむきに青っぽくもすがすがしく正義を貫く姿が ☆☆☆☆

(は1~5、3つが平均)

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