第13回
THIS IS JAZZ
2011.10.11 [島 敏光]
アカボシゴマダラ
緊急速報 珍しい蝶の話
ここからは音楽とは何の関係もない蝶の話です。やや専門的な話になりますので、ムシに興味のない方はムシして下さい。オヤジギャグです。スンマセン……。
後楽園から白山通りを春日方面に向かって自転車で走っていると、青みがかった大型の白い蝶がフワフワと舞っているのを発見。
アサギマダラのようだ……。
まさか高原の天使が東京で見られるとは……。
僕は自転車を降り、蝶を追いかける。
アサギマダラより一回り小さく、やや黒みが強いように見える。
これはチョー珍しい。スンマセン……。
蝶は白山通りを右折して、春日通りに入り、ようやく街路樹で羽を休める。
よく見るとハネはオオゴマダラのようだが、何と後バネに5~6個の美しい赤の斑点がある。こんな蝶を実際に見るのは初めてだ。
家に帰って図鑑で確認する。
アカボシゴマダラ以外には考えられない。
解説には「日本では奄美大島のみに産する」とある。
もしかして僕はとんでもない大発見をしてしまったのではないか……。
大急ぎでズームの利くカメラを取り出し、再び現場に戻るが、さすがにもうその姿は見当たらない。
はるばる奄美大島から飛んで来たのか、東京近郊の蝶園か何かから逃げて来たのか、日本の生態系が激変したのか、僕には見当もつかない……。
お願いです!
蝶にくわしい人がいたら、ご意見を聞かせて下さい。
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