荒野のエッセイスト(音楽編)

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第29回
ノルウェーの森か家具かドラッグか!

I once had a girl
Or should I say she once had me
She show me her room
Isn't it good, Norwegian wood

(昔、僕にも女がいた
いや、女に僕がいたって言うべきか
彼女は僕に部屋を見せてくれた
いいじゃないか、ノーウェジアン・ウッド)

これだけを読むと
どうも森ではなさそうだ。
でも、村上春樹は「ノルウェーの森」で
この曲を聞いていると森の中を
さまよっているような気分になる
というようなことを書いていた。
本当のことはジョン・レノンに
聞いてみなければ分からないが
「ノルウェーの家具」
じゃムードがなさすぎる。

「ノルウェーの森」の収録されている「ラバー・ソウル」の「LPジャケット」にアーティスト名はなく、ビートルズのメンバーの少しゆがんだ顔とタイトルだけが載っている

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