第8回
倦怠期のトリセツ
2012.06.05 [西澤 史子]
フェーズ3への対応策:出会ったころの気持ちを思い出してもらいましょう。
倦怠期末期の状態となっている場合、まずやってはいけないことがあります。
それは相手を追い詰めることです。問い詰めたり、怒ったりすると逆効果となり、
「じゃあ、別れる。」
という結論に至ってしまう危険性が高いため、この状態になった場合は少し冷却する時間も必要になります。女性は「嫌」と思う感情が高まると、すべてが嫌になります。この状態になっている場合は、しつこく追わないことです。
けれど、好きになった相手は、当然嫌いな相手ではなかったはずです。その気持ちを思い出させてあげましょう。
奥様(彼女)に出会った時を思い出してもらうような会話を心がけたり、目をみて褒めたりしてみましょう。
また、この段階の場合、「何で最近不機嫌なの?」と直接聞いてしまってもいいかもしれません。倦怠期とは相手への不満がたまった状態です。不満は一旦口にして出させてあげると、すっきりしたりします。そしてその不満が、納得のいかないことであってもそこは試練の時ですが、我慢して聞いてください。
そして奥様(彼女)があなたにとって失いたくない存在であれば、すべてきちんと聞いた上で、改善できることは直す約束をして、奥様(彼女)を失いたくない気持ちをちゃんと伝えてみてください。
倦怠期は恋愛や結婚で相手との関係を構築するプロセスの一つであり、これをいくつもいくつも乗り越えることで、お互い失い難いパートナーとなっていき、固い信頼関係で結ばれることになります。
このコラムを参考にして、ぜひ男性から倦怠期解決のためのアクションを起こしてみてください。
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