第1回
全国の肉食系男性へ!
2011.11.08 [西澤 史子]
秋といえば食欲、趣味、スポーツ、そして恋愛など、人の欲求が高まる季節ではないでしょうか。
女性の私としては、抑えたい欲求はやっぱり食欲。松茸やさんま、栗や梨など、秋の味覚は好物だらけで、食べたい欲求を抑えるのに一苦労…。
そんな季節、当コラムを開始することになりました、西澤史子です。
年間40万人の方にご参加いただいているお見合いパーティー・イベント企画会社「エクシオジャパン」で婚活アドバイザーおよびイベントプロデューサーを行なうほか、セミナー講師やフリーペーパーマガジンの副編集長などもしております。
ほぼ毎日、日本のどこかでお見合いパーティーを開催し、そんな婚活の現場から人生を学ぶ日々。並みいる諸先輩・有識者の方々をさしおき、私ごときが古代より人間の最大の関心事であった「男と女のあれこれ」を語るのは誠に僭越(せんえつ)ですが、何卒お許しを。
さて、このコラムは、古き良きアナログ時代に思いを馳せつつ、理想と現実の狭間で身悶えしている男性陣に贈る「愛のムチ」的叱咤(しった)激励です。
何せ今は、「草食系男子」やら「肌男(肌にこだわる男性)」やら「装飾系男子」やらと、セックスボーダーレスなメンズ(女性化した男性)が主流派になりつつある時代。元祖「肉食猛獣」いや「野獣」系だった世代にとっては、想定外の流れではないでしょうか。
しかし、気にすることなかれ、男性諸君!
時代がアナログからデジタルに変わろうと、昭和から平成に移ろうと、女の本質はいつだってパッシブ(受け身)です。これは何万年もの歳月をかけて、「女は男に庇護されて生きるべき」という知恵がDNAレベルで女性に埋め込まれてきたから。
ほんの数十年、数百年の間に少々カルチャーが変わったからといって、影響されるものじゃございません。つまり、女性が本能的に求める男性はやっぱり「肉食系」なんです。
女性がアクティブに男性へアプローチするのって、実はすごくストレス。だから、最近本屋に並ぶ女性向けの恋愛ハウツー本は「愛され女にうんぬん」とか「大切にされるためにはうんぬん」などのタイトルでしょう?
何が言いたいって?
要するに今は、元祖肉食系男性の完全な「売り手市場」ってこと!
そもそも恋愛とは、生身同士の人間がコミュニケーションを交えながら双方向で関係を構築していく作業。女性は求められ、褒められ、愛されたい。だから、男性諸君は思い切って攻めていこうではないですか!
だけど、ちょっと調子に乗りすぎちゃうのがニッポン男児の悪い癖。
そこは私が厳しく「指導」していきますから、ちゃんと話を聞くように。
次号以降、「今すぐ役立つ『コン活』のプロが贈る男の媚学」請うご期待!
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