第3回
「女」の取扱説明書
2012.01.10 [西澤 史子]
そして次は、女性が不機嫌だったり意地悪だったりする時におけるコミュニケーションについて触れていきます。
前回のコラムで書いた通り、女性は生理的な生き物。
だから、その日の気分によって不機嫌になったり、イライラしたり、意地悪になったりします。
そんな時は、そっとしておくか放っておくに限ります。どうしてもコミュニケーションしなくてはならない時、ムカっとする言葉を投げつけられたり、無視されたりしても、怒ってはいけません。逆効果です。
言葉で女性には勝てませんので、こんなネガティブモードの時に女性をさらに怒らせてしまえば、取り返しのつかない口撃戦になりますので、一旦冷静にさせるコメントを返しましょう。
例えば、
「どうしたの?何かあった?」
など、いつもと違うということに気づかせてあげるのも一つの手です。
不機嫌でイライラしている時は、女性自身どうしようもなくそうなってしまっていることが多く、その時に「いつもと違う」ということを正面から指摘されると、はっとして冷静になれることがあるのです。
ただ、某女性タレントさんのような「別に。」というリアクションが返ってきたら、あきらめてそっとしておきましょう。女性はやさしい天使の時もあれば、残酷な悪魔の時もある生き物なのですから。
最後に、女性は男性に対し、「尊敬したい」という願望をもっていることをお忘れなく。
やさしいだけじゃ、尊敬できません。強さ、たくましさ、包容力を感じてこそ、敬う気持ちになり、やさしい態度で尽くせるのです。
2012年もますます強く進化すると思われる女性たちに負けないよう、日本男児の強さとたくましさに裏打ちされた大きな包容力を持って、世の女性を包み、愛していきましょう。
次回は、ちょっと硬いテーマですが、職場における女性の人材育成と指導方法について述べたいと思います。
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