一年で一番好きな夏がやってきました。
気温が上昇すると、男女共に開放的な気持ちになり外に出たくなりますが、真夏になると逆に冷房が効いた室内でゆっくりしたいと思う人も多いかもしれません。
もっとも今年は、スーパークールビズが叫ばれているので、室内もそんなに涼しくないかもしれませんが。

さて、今回はちょっと趣向を変えて、私の本業である「婚活」について。

「婚活」という言葉は、2007年に山田昌弘中央大学教授と少子化ジャーナリストの白川桃子さんの共著「婚活時代」の出版により広く認知されるようになりました。
婚活とは「結婚活動」。結婚をするために行う活動を指す言葉ですが、2012年になった現在、婚活はブームから定着の時代を迎えています。

今、30代、40代、50代の独身率が何%かご存じですか?
平成22年度の総務省「国勢調査」によると、以下の通りです。

30代 女性31.4% 男性39.15%
40代 女性18.9% 男性19.6%
50代 女性9.3% 男性16.4%

25歳から29歳の独身率は女性60.7%、男性64.5%もあり、過半数が独身である今、「クリスマスケーキ」という言葉はすでに死語ですね。
男性ですが、30代に至っては4割が独身で、40代に19.6%に減っている数字をみると、30代後半から40代にかけて結婚する方が多いことが伺えます。また、50代も6人に1人は独身ということになります。
このような背景があり、婚活=結婚活動が定着してきたのでしょう。

独身の方がこれだけ増えた理由については、長くなりますので今回は言及しませんが、独身の方が増加の一途をたどり、今後既婚者より独身者がマジョリティになる事態は、少子高齢化という問題だけでなく、すべての産業にとって、そして日本という国にとっても由々しき事態であることは間違いないと感じています。

そこで今回は、何となく実態が見えにくい婚活業界が提供しているサービスにはどのようなものがあるのか、ご紹介します。