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第10回
女が“エイジレス男性”に引かれる理由

二つ目は、「フェロモン系エイジレス男性」。
好きこそものの上手なれ、とはよくいいますが、このフェロモン系エイジレスはそのタイプです。 昭和の時代、「酒」「博打」「女」が男性の3大欲求といわれていましたが、このタイプは特に女性が大好きなタイプ。10~30代は、女性に対する興味や欲求のために数々のトラブルにも巻き込まれてきたはず。有名人では、石田純一さんや明石家さんまさんなどがこのタイプですが、隠れフェロモン系は意外に多く、見た目やタイプがかなり異なります。学者さんや教授、先生などアカデミックな世界にも、このタイプはかなり多く存在します。

このタイプの男性の魅力は、きめ細かいフォローと女性のニーズ把握のうまさ。
経験値が豊富なので、女性の心のつかみ方が絶妙です。
たわいのない会話から、誘いに導く会話も非常にたけていて、自然に誘えるのでチャンスロスが少なく、また自分の「勝ちパターン」も熟知しています。このタイプの男性は、50代以上になると老化と欲求がいいバランスとなり、本人の期待以上にモテます。それは、60代、70代になっても、本人の活力と女性への欲求が衰えなければ、継続可能です。
女好き、スケベ、エッチ、いやらしいなど、女性好きの男性に対するネガティブワードはとても多いのですが、それは嫌なタイプの男性がそうであった場合にこのような表現で罵倒されるだけ。そもそも女性は、精力のない男性を男としてみることが難しいので、これらは女性が男性に引かれるための必要な要素でもあり、実は重要な魅力の一つなのです。

三つ目は、「素朴・朴訥(ぼくとつ)系エイジレス男性」。
女性には甘えたい、包容されたいという欲求があります。大きな懐で包み込みながら「大丈夫だよ」と言ってくれる男性は、女性のあこがれであり理想でしょう。
この要素を大きく持っていると感じさせるタイプが、「素朴・朴訥系エイジレス男性」です。
有名人では「相棒」の水谷豊さんや、桑田啓祐さん、フェロモン系の要素が混在しますがリリー・フランキーさんもこのタイプです。
自分の趣味や世界を持っていたり、一定の分野に深い見識や造詣(ぞうけい)があったりする、知的な魅力があるタイプです。
イメージとしては、バーや喫茶店のマスタータイプで、女性に対しては自分から求めるのではなく、自然に「相談させてください」などと頼られ、その気はないのに告白されてしまうなど、受け身でありながらモテるという、うらやましい特徴があります。

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