まだまだ暑い日が続きますが、だんだん秋の気配が感じられるようにもなってきましたね。
夏は出会いの季節というイメージが強いですが、秋はしっとりと恋人同士が冬のイベントに向けてその絆(きずな)を強くしていく季節かもしれません。

今回は、男女のなまなましいお話ではなく(笑)、コミュニケーションについて。

男子たるもの・女子たるものという性差教育を受けてきた世代にとって、女性とのコミュニケーションについて悩みを抱える男性は少なくないのでは?
恋愛、結婚、仕事など、シーンに応じたコミュニケーションのコツはそれぞれありますが、すべてのシーンに応じた細かい解説をしていくと、とてもページが足りないため、本日は基本的なポイントについてお話しましょう。

日本人は表情が乏しい上に、シニア世代は「男はヘラヘラ笑うもんじゃない!」という教育を受けてきたため、全体的に無表情で笑顔が苦手です。
しかし、女性は第一印象をわずか2秒で決定する生き物。
その第一印象を左右する要素として表情はとても重要ですし、継続的な印象にも影響します。

怖い顔をして大きな声で人を威圧すること事で、自分のパワーや立場を上に見せようとする人が多いですが、これは全く逆効果です。本人は怖い表情や大きな声でその場を制圧したつもりかもしれませんが、相手は不快感や不安感しか持ちませんし、不信感を増大させる結果にもなりかねません。ましてや女性に対しては、仕事からプライベートに至るまで絶対にNGです。万が一、このようなコミュニケーションを求める女性がいた場合、何らかのトラウマや精神的な問題を抱えている可能性があります。

私は、いつでも笑顔で優しく明るく穏やかに相手に話しかけることをお勧めします。
今は笑いの研究が盛んで、笑いには人の免疫力を向上させるという研究結果まで出ていますが、少なくとも笑顔は人が幸福や楽しさを感じたときにしか出ない表情です。そしてミラーリング効果といって、人は相手の表情と同じ表情をする性質があるため、自分が笑顔で接すると相手もつられて笑顔になるのです。
女性は自分を笑顔にしてくれる人を好みます。女性の話を聞いて褒め、そして笑顔で接すると、女性は自然と笑顔になります。