第11回
女性とのコミュニケーション
2012.09.04 [西澤 史子]
次に大切なこと事は、質問力とコメント力です。
女性の話にオチがなかったり退屈だったりしても、その会話が続くような質問やコメントができる力をつけましょう。
「へぇ」や「すごいね」だけでは会話は続きませんし、お互い退屈になってしまいます。
「そんなことを言うタイプだったとは、意外な一面あるんだね」とか「たくさん隠し球を持ってるね~」など、ちょっとした感想を織り込ませたリアクションをすることで、終始笑顔でご機嫌でいてくれる可能性が高いでしょう。
また、女性は感情のコントロールが難しいときがあります。
特に生理やホルモンのバランス等で、自分自身でもコントロールできない不調が生じる場合があります。そのため、相手の女性の感情バランスに応じたコミュニケーションをとることがとても大切です。
話を聞いてほしい、慰めてほしい、放っておいてほしい、励ましてほしい等、女性は男性より感情に左右される度合いが大きいことを理解し、そのシチュエーションに応じたコミュニケーションをすることで、関係に決定的な亀裂を入れないように対応することを心がけましょう。
なぜなら、女性は一度「嫌」と思うと、なし崩し的にすべてが嫌だという感情の流れに巻き込まれていく傾向が強く、プライベートな関係だけでなく仕事などで女性と関わる場合、このコミュニケーションポイントを間違えると、優秀な人材を失うことにもつながります。
また、女性が積極的な心境に切り替わっているときに、そのタイミングを見逃すことも、すべてを棒に振ることにつながります。
女性は男性よりも感情や思いを隠すことが得意ではないので、ちゃんと観察していると、その女性がどんな心境なのかは比較的分かりやすいはずです。
このコラムの男性の皆様は、ぜひ女性とのコミュニケーションポイントを把握し、女性を手のひらでコロコロと転がせるような度量の大きい男性になってください。
度量の大きい男性を、女性は常に求めているのですから。
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