前回アップした第12回のコラム「尊敬される男のイメージ作り」ですが、とても多くの反響をいただきました。ありがとうございます。
中でも「お勧めのファッションブランドは何ですか?」や「具体的なコーディネイトが知りたい」という質問を多く頂きましたので、今回はこのテーマで。

お勧めのブランドについては、タイプや年齢によって変わるため限定するのは難しいのですが、コーディネイトのポイントについて述べていきましょう。

シニア男性こそファッションにカラ―を!
カラ―は3色までが基本

日本人の場合、髪の毛がブラックもしくはブラックに近いブラウンです。職業上、染めている方もいらっしゃるかもしれませんが、シニア世代にはあまり明るい髪色はお勧めしません。肌との対比で老けて見えるからです。
落ち着いたブラウンあたりが若々しい印象になります。
そして、そのようなダークな色の毛髪を基本に考えたとき、ファッションをモノトーンでまとめてしまうと、近寄りがたい怖い印象を助長させてしまいます。
フォーマルなシーンやビジネスシーンではモノトーン系の落ち着いた印象のファッションもいいと思いますが、普段はなるべく色を使うようにしていきましょう。

スーツファッションでは、シャツ、ネクタイのインナーや、コート、マフラー等のアウターにカラ―を取り入れましょう。
その際に使う色の数は3色を基本とし、同系色もしくは同系2色に中間色1色等でまとめるとコーディネイトしやすいと思います。

女性とデートしたり、交渉したりする際には、サーモンピンクやオレンジ、ダークレッド等の暖色を使ってみてください。これらの色には警戒心を解いたり、印象を柔らかくしたりする効果がありますので、相手と距離を近づけたいときに効果的です。