第28回
ハラスメントの種類 その1
2015.03.10 [西澤 史子]
9. モラル・ハラスメント
身体への直接的な暴力を伴わない言葉や態度などの見えない暴力によって、相手を自分がコントロールし支配下に置くことで精神的に被害者を追いつめる行為です。
10. ジェンダー・ハラスメント
女性だから、男性だからとそれぞれの性別の固定的なイメージを強調した言動などにより性別を理由とした差別をして、相手に嫌な思いをさせることです。ジェンダー・ハラスメントの加害者は自分が悪いことをしているという意識があまりない人が目立つそうです。
自分の性別のイメージで他人に「女性・男性はこうあるべきだから」という発言は控えましょう。
11. テクスチュアル・ハラスメント
女性作家などに対するハラスメントのことを指します。女性に創造的なことはできないときめつける、女性アーティストに対する偏見や中傷を指すそうです。
12. アルコール・ハラスメント
相手が嫌がっているにも関わらずお酒を強要することや、酔っぱらい周りに迷惑行為を行うことをアルコール・ハラスメントとなります。
特に昭和世代は一気飲みコールや飲酒をあおる行為は、今アルハラに当てはまる場合がありますのでご注意を。
13. ペット・ハラスメント
ペットに虐待、嫌がらせをするハラスメントのことです。暴力を振るう、必要な食べ物を与えない、水を与えない、意図的に悪い環境での生活を強いるなどが挙げられます。世話をせずに放任・放棄をしたり、ペットをアクセサリーや着せ替え人形のようにおもちゃ感覚で飼っていることも含まれるそうです。
如何でしたでしょうか?
私もセクハラ、パワハラ、モラハラはある程度知識があるので気を付けていますが、ジョークのつもりで言った言葉や行動がジェンダー・ハラスメントやアルコール・ハラスメントに当たってしまうかもしれないと、あらためて気を付けようと思いました。
次回は残りのハラスメントについて。
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