第29回
ハラスメントの種類 その2
2015.03.24 [西澤 史子]
24. ゼクシャル・ハラスメント
未婚の娘や息子に対して「結婚はまだなの?」「結婚はしないの?」と、母親などからプレッシャーを与えるハラスメント。結婚情報誌「ゼクシー」からきた言葉でしょう。
25. レイシャルハラスメント(人種ハラスメント)
国籍や出身に関する、相手が傷つくような質問をしたり態度を取ったりすることが人種ハラスメントにあたります。
26. パーソナルハラスメント
これは自分とは違う人を見つけて、その人の容姿や境遇、生活など、些細なことをきっかけに揚げ足を取ったり、からかったり、いじめ行為をすることです。自分に自信のない人が身近な相手を攻撃することで安心感を得るために行なっているハラスメントです。
私自身も知らないハラスメントが多く、あらためて今後人と関わる際には気をつけなくてはと感じました。少しでも相手が不快に感じる発言は控えるという思いやりは当然ですが、発言をする前に一旦考えて言葉にする、その相手との信頼関係や距離に応じたコミュニケーションを心がける事が、ハラスメントの加害者になるリスクを冒さずに心地よい人間関係を築ける大切なポイントです。経営者、役職者の方は自分だけでなく、管理職や社員にもハラスメントの定義をしっかり理解させ共有しておきましょう。
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