第53回
錆びない脳をつくるために
2016.03.31 [西澤 史子]
2.鏡に向かって笑顔を作る
自分の表情だけは見ることができません。けれど鏡や写真、映像などで自分の顔を”自分“だと記憶しています。だから鏡の中の笑顔を自分に見せることで脳は「今、自分は笑顔になれるくらい幸せ(楽しい)」と錯覚します。まさに、”笑う門には福来る“です。つらいことや悲しいことがあった時ほど、鏡に向かって笑顔を作り、自分に元気になる一言を掛けてみてください。
2.適度なストレスを与える
リラグゼーションや睡眠など快適で満ち足りた空間や時間は幸せなひと時ですが、これが長く続くと脳は思考しない=働かないという怠けた状態になってしまうそうです。
追い込まれ、逆境に立ち向かうと脳からはアドレナリンが大量に放出され興奮状態になります。過度なストレスを長い期間にわたって与え続けるのはマイナスですが、メリハリをつける意味で適度なストレスを与えた方が脳は活発に働き始めます。適度に運動で体を動かした方が健康を維持できるのと同様に、脳も甘やかしすぎず、たまに適度なストレスを与えて刺激しましょう。
たとえば、初めての場所へ旅行したり、自分から知らない人へ話しかけてみるのも適度なストレスを与える行動としてはお勧めです。
使わない刀は錆びます。脳も錆びない様に日常からのお手入れをしていきましょう!
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