第56回
無難に好感度を上げる自己開示ネタ
2016.05.10 [西澤 史子]
3.共通点からの自己紹介ネタ
初対面や余りよく知らない相手との会話でお勧めの自己開示ネタは、共通事項を絡めた自己紹介ネタです。
「私も同じ製造業界の○○社で営業をしております。」
「学生時代に一人暮らしをしていた場所から御社がとても近くて憧れの会社でした。」
など、相手と自分との共通点を取りいれると自己開示要素を入れた自己紹介になり相手の印象に残ります。
NGは
「同じく30代独身彼氏無しの売れ残りです。」など自分の自虐ネタに相手を巻き込むオチを作るのはお酒が入っている席でも相手の性格やキャラがわからない初対面では止めておきましょう。
4.笑えるムカッとネタ
悪事や秘密の共有は、その人とのつながりを強固にします。
この効果を使った自己開示ネタ、それは日常のちょっとした怒りを感じたエピソードです。
「この間タクシーに乗ったら、運転手が全然道知らなくて私がグーグルマップでナビしましたよ。ありえなくないですか?」
「昨日の合コン、男子は女子の2倍以上飲んで食べてたのにきっちり10円単位まで割り勘ですよ!?ひどくないですか?」
等、相手が「わかる!」や「それはひどいよね!」と笑いながらムカッとした感情に共感できるネタを披露しましょう。
NGは「部長にこの間これくらい準備しておくは常識だって叱られましたが、部長の常識は私の常識じゃないって内心ムカっとしましたよ。」と相手との共通の人物の悪口を絡めた話や「頭来たので絶対許さないって復讐誓いましたよ。」と共感しにくく笑えない怒りのエピソードです。
自己開示ネタはもろ刃の剣。好感で相手との関係を強くすることもあれば、ドン引きされて距離を開けられることもあるのでネタの選択は慎重に!
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