第59回
女性から顰蹙を買うNGコミュニケーションとは
2016.07.25 [西澤 史子]
最近はしなやかに活躍するキャリア女性が増えてきました。
クリントン氏やケネディ氏、メルケル首相等欧米のキャリア女性は有能さと女性らしいしなやかさを兼ね備えている方が多く憧れています。 今年はもしかすると史上初の女性米大統領が誕生するかもしれませんね。
日本も女性として魅力的なキャリア女性が増えてきました。
私もキャリア女性の書いた書籍を読む様にしていますが南場智子氏著の「不格好経営」とフェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグ氏著書「LEAN IN」は解りやすく内容も興味深くお勧めの2冊です。
「LEAN IN」では女性と男性が置かれている社会的に認識されている暗黙の立場に差があることを訴えています。例えば大多数の女性は男性と「同じテーブルにつく」事でさえ、まだまだハードルが高いと感じており、周りの人々もビジネスの意思決定のシーンでは男性が舵を取ることが“ふつう”だと感じていると書かれています。
今回はそんなマイノリティ意識を持つ女性とのビジネス上のコミュニケーションでのNGについて解説していきましょう。
NGコミュニケーション:雑談で女性蔑視または下ネタ
雑談で気の緩みから女性蔑視(べっし)的な発言や下ネタとしか思えないような話題を無神経に出す人が少なくありません。
その場の空気を壊したくないという配慮から、女性の多くは話を合わせ、愛想笑いや軽く流す程度の対応をしますが、ほとんどの女性はそんな話題を持ち出した相手に対し失望や馬鹿にされたような不快感を感じます。
ある程度親しくなったとしても、お酒の席などのオフタイムでも仕事関係の女性と席を同じくする際には、女性蔑視や下ネタと感じられる話題は顰蹙を買われるので気を付けましょう。
女性との雑談では仕事に関わる共通事項や業界トレンドの話など仕事の延長線上の話題だけでなく、相手が興味のある趣味や特技の話や映画や本、テレビ番組の等ちょっと柔らな話題を選びましょう。 また、多くの女性は自分自身とスピリチュアルなことに興味がある人が多い為、占いなどの話題も盛り上がる可能性が高くお勧めです。
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