コミュニケーション達人への道

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第3回
炎上させないコミュニケーションとは? その2


【間接話法で褒める】

それでも何となく「あ、しまった!」と相手をむっとさせる発言をしてしまう事があります。私も話好きですので、ついつい「やっちゃった!」と失言を後悔することは多々あります。そんな時に、何となくどんよりしてしまった雰囲気を変える話題として、間接話法による褒めは有効です。
「そういえば、●●さんに先日お会いしたんですが、○○さん(相手)の事をいつお会いしても勉強になるってとても尊敬されてましたよ。」
と間接的に褒める発言を入れると
「そうなの?」
という感じにそれまでの流れをぱっと変えることが出来ます。
但し、踏み抜いた地雷が大きい場合は逆効果になりますので、ちょっとした失言で空気をを変えたい時にお使い下さい。


【迷ったら黙る】

一度発言した言葉を戻すことは出来ません。
覆水盆に返らず。
「口から出てしまった言葉を取り返せたら」「こんな炎上するとは思わなかった」と思ったとしても時は元に戻せません。
なので皆さんは迷ったら黙ってください。
しばらく黙っていると、相手が質問や話題を変えてくれます。不用意に発言するより何も言わない方ことで皆さんの印象をSTAYにキープできます。黙り続けて相手も黙り続ける場合は「うん、難しいね!」や「ま、いろいろあるってことですね。」等その話題をきっちり終わらせるのも大人のマナーです。

いかがでしたでしょうか。
2回に続けてお送りした炎上させないコミュニケショーションですが、発言には「言霊」が宿っています。あなたが発する言葉一つ一つで人を幸せな気持ちにすることもできますし、その逆もあります。このコラムの読者には言葉で人を幸せな気持ちにしてほしいと願っていますので是非今回のポイントを意識して、炎上させないコミュニケーションを心がけて下さい。

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