皆さんに問題です。
「夏」という言葉からどの様なイメージを想像しますか?

どこまでも広がる青い海と空、入道雲、大きな太陽等視覚的なイメージを多く持つ人は視覚に影響を受けやすいタイプです。
蝉しぐれや波の打ち寄せる音、風鈴の音色、レゲエの音楽など聴覚的なイメージを多く持つ人は聴覚に影響を受けやすいタイプです。
照りつける日差しの暑さ、かき氷、夕暮れ時の風の涼しさ等感覚的なイメージを多く持つ人は触覚に影響をうけやすいタイプです。
そのひとが影響を受けやすい感覚を意識して話をすると、伝わりやすくなり、その気にもさせやすくなりますので利用してみて下さい。

例えば男性が女性をデートに誘う時。

視覚的影響を受けやすい女性には「最上階から見る夜景がすごくキレイなんだけど、東京タワーとレインボーブリッジも見えるんだよ。」など視覚的に想像させる文言を入れてみましょう。
聴覚的影響を受けやすい女性には「そとはカリッとしてるからナイフを入れるとサクっと切れて、中はふわふわのパンケーキなんだよね。そこにとろとろのベリーソースをかけて食べるとビックリする位おいしいパンケーキ、食べにいかない?」など音を使った表現をいれてみましょう。
触覚的影響を受けやすい女性には「キャンプ場は川面から反射する光が穏やかに包んでくれて、林からはマイナスイオンたっぷりの風が吹いてくるんだよ。川の水は夏でも冷たくて澄んでいてまさに非日常の感覚を楽しめるところ。」等皮膚感覚に訴える表現を使ってみて下さい。

いかがでしたでしょうか?
今年はもう終わりですね。2013年は皆さんにとってどんな一年でしたか?
私は悲しい別れと素敵な出会いの一年でした。笑う門には福来る。2014年も笑顔を忘れず楽しくコミュニケーションのあれこれをコラムに書いていきたいと思います。
私毎ですが、来年1月20日かんき出版から2冊目の本を出版することとなりました。
「話し方」に関するビジネスハウツー本です。話を形にして、形を言葉でつなげていき、人を巻き込みながら大きな花を咲かせていく「話し方」をまとめました。詳細はまたリリースいたしますのでこちらの一冊もコミュニケーションの参考にしていただければ幸いです。
それでは皆様、よいお年を!